INTERVIEW | NEST | 新経済サミット2018

Hello Future!

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NESTINTERVIEW

NESTを通じて「何を得るか」。
新経済連盟の理事・幹事達がその思いを語ります。

三木谷 浩史
  • かつて先人たちが築き上げた日本の経済は、世界をリードし、その仕組みは各国の模範となってきました。
    しかしながら、そのレガシーがあまりに巨大で、かつ完成されていたがゆえに、世界が大変革を遂げているなか、日本は自ら十分に変革することができず、停滞しているように見えます。
    けれども、日本の可能性は潰えていません。
    民間に息づく力、特に、リスクをおそれず未踏の領域に果敢に挑戦するアントレプレナー、イノベーターたちがもっとたくさん現われて、もっと自由に羽ばたける環境があれば、この日本は絶対に生まれ変わることができる――
    そんな確信から、私も旗振り役の一人となり、2012年、新経済連盟は活動を始めました。
    これまでの成功体験に溺れず、甘えず、大変革の時代に生き残り、かつ持続的な成長を遂げるために、規制改革をはじめとするさまざまな環境整備に努める。民間の経済団体としての新経済連盟の活動の大義はここにあります。
    活動開始から満5年が経った現在、約500社の志ある企業に加盟いただき、その声を年間40以上の提言という形で政治行政、そして世の中に届けています。まだまだ微力ですが、おかげさまで提案の内容の多くを、政府や諸関係機関において検討・実施していただけるまでになりました。
    2013年に始めた「新経済サミット(NES)」は、提言活動とは違う形で新経済連盟の理念を発信する大切なイベントです。過去5回、世界の新経済・新産業を牽引する数多のアントレプレナー、イノベーターが一堂に会し、時代の潮流を先取りする議論を交わしてきました。
    6回目となる「新経済サミット(NEST)2018」。
    趣旨はそのままに、登壇者と聴衆となる皆様との距離をより近く、よりインタラクティブなものにするために、そして世界と日本の新経済・新産業の状況をより凝縮した形でお伝えするために、会場をコンパクトにし、会期も一日にします。さまざまな仕掛けを用意し、参加者の皆様により多くの成果を持ち帰っていただけるよう、全力で準備しています。アントレプレナー、イノベーターたちの「NEST=巣」になるようなイベントを目指しています。
    生まれ変わった「NEST」を是非、体験してください!

新経済連盟 代表理事
三木谷 浩史
松田 憲幸
  • Q01.あなたにとってこれまでのNESTとはどのような「場」だったのでしょうか?

    新経済連盟が掲げる”Globalization” “Innovation” “Entrepreneurship”を積極的に推進、発信する場です。Globalに成功しInnovationを起こし続けるアントレプレナーがスピーカーとして登壇しています。世界中からここまで豪華なスピーカーを日本に集められるイベントはNESTだけだと思います。

  • Q02.新生NESTによって日本に生み出していきたい「変化」とは?

    シリコンバレーは年齢を問わず、20代、30代のアントレプレナーが素晴らしい製品やサービスを送り出しています。多くの新しいビジネスはシリコンバレーから生まれ、世界中に広がっています。そして、その成功者たちが社会に還元するのが常識で、アントレプレナーが尊敬される文化が形成されており、これこそがシリコンバレーの本当の強さだと思います。これと同様な変化を日本にも生み出していきたいです。

  • Q03.NEST2018、どのような人に集ってもらいたいですか?(どのような「場」にしていきたいですか?)

    アントレプレナーが多いほど、経済成長率が高いという法則があります。「アントレプレナーが成功する」→「社会に還元」→「アントレプレナーが尊敬される」→「アントレプレナーの数も、成功の数も増える」→「社会により多く還元」のスパイラルを作れる場にしていきたいです。

伊佐山 元
  • Q01.あなたにとってこれまでのNESTとはどのような「場」だったのでしょうか?

    今後ますますIT技術が様々な産業を「飲み込む」過程で、新旧企業のオープンイノベーションの活動は必須になると考えております。NESTはまさにそれを実現する貴重な場だと思っています。

  • Q02.新生NESTによって日本に生み出していきたい「変化」とは?

    既存の大企業と新興ベンチャーとのアライアンスや合従連衡流れ、海外に挑戦する新興企業を増やす活動を推進していくことは、日本の将来にとって不可欠だと考えています。

  • Q03.NEST2018、どのような人に集ってもらいたいですか?(どのような「場」にしていきたいですか?)

    今後ますます知と知を組み合わせ、それを実践してイノベーションを起こす人材が必要になるので、挑戦して失敗するリスクをとる覚悟のある勇気ある人材に集まってもらいたいです。

辻 庸介
  • Q01.あなたにとってこれまでのNESTとはどのような「場」だったのでしょうか?

    国内外を問わず、時代の最先端を行く方々からの知恵と刺激をいただくことができ、新経済連盟が打ち出すInnovation (創造と革新)・Globalization(「国際的競争力の強化」)・Entrepreneurship(「起業家精神」)の促進を実感、体現できる、1年に1度の貴重な「場」です。

  • Q02.新生NESTによって日本に生み出していきたい「変化」とは?

    日本における「失われた20年」は、海外の変化についていけず、国内だけの最適解で意思決定を積み重ねてきたのが原因の一つではないかと思っています。
    新生NESTでは、世界中の時代の流れを体感することで、日本が世界の先頭に立っていけるようなチャレンジを生み出したいと考えています。

  • Q03.NEST2018、どのような人に集ってもらいたいですか?(どのような「場」にしていきたいですか?)

    我々の理念である、Innovation・Globalization・Entrepreneurshipに賛同し、常に新しいチャレンジを促し、応援してくださる方々、共によりよい社会づくりを行っていくことができる方々にお集まりいただきたいと考えています。ぜひ、一緒に知恵を絞りながらアクションにつなげていきましょう。